【全目次】シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感 / 中野信子【要約･もくじ･評価感想】 #シャーデンフロイデ #中野信子

2023年6月9日2023年7月6日

中野信子さんの「シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感」の全もくじを紹介します。

目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。

では目次を見ていきましょう！

【シャーデンフロイデ目次】第1章シャーデンフロイデ【中野信子･要約･もくじ】

シャーデンフロイデとは何か

“幸せホルモン”オキシトシン

オキシトシンの働きその1
「安らぎと癒し」

オキシトシンの働きその2
「愛と絆」

愛が憎しみに変わるとき

愛情が持つ、ネガティブな側面

愛情を糧に成長するヒト

女の脳から、母親の脳へ

母親の愛が重い

毒親脳ができる仕組み

嫉妬と妬みの違い

良性妬みと悪性妬み

シャーデンフロイデの意味

子どもはまだ”人間”になっていない

向社会性の弊害

薬としてのオキシトシン

もう一つの「絆ホルモン」AVP

なぜ人は不倫を糾弾するのか

「愛」を利用する人たち

メシウマ=シャーデンフロイデ

【シャーデンフロイデ目次】第2章加速する「不謹慎」【中野信子･要約･もくじ】

正義感が引き起こす、サンクション

ヒトの脳は誰かを裁きたくなるようにできている

利他的懲罰としての”不謹慎狩り”とシャーデンフロイデ

サンクションが起こりやすいとき

あなたが先にルールを破った

誰かと一緒に過ごすということ
–集団の性質

リベンジの危険を乗り越えるほどの快感

ソロモン・アッシュの「同調圧力」実験

社会的排除の原理

標的を「発見」するのは妬み感情

脳はいつでも楽をしたい

個よりも社会を優先させられる社会

「災害大国」で生き延びてきた日本人

個体の生命より、社会が優先?

セクショナリズムという形で現れる社会性

日本人の抱える承認欲求の正体

「悔しさ」の値段
―最後通牒ゲーム

相手の不正を許さないのは、協調性の高い人

協調性の高い人たちに共通した脳の特徴

セロトニンが少ない日本人

【シャーデンフロイデ目次】第3章倫理的であるということ【中野信子･要約･もくじ】

集団を支配する「倫理」

ミルグラム実験の驚くべき結果

「正しい」人ほど、残酷な行為に抵抗がない

ルールに従順であるがゆえの弊害

ジンバルドーの「スタンフォード監獄実験」

アドルフ・ヒトラーと、サード・ウェーブ実験

美しいことは、正しいこと

倫理的であることが理性を麻痺させる

「正義」という名の凶器

「悪」を攻撃している〈わたし〉は素晴らしい

用心深い現代の若者たち

ツイッターの世界に潜む罠

承認欲求ジャンキー

セックスより快感

不寛容の無限ループ

「自分こそが正しい」
―正義バブルの時代

【シャーデンフロイデ目次】第4章「愛と正義」のために殺し合うヒト【中野信子･要約･もくじ】

集団リンチの裏側にある心理

内集団バイアスと外集団バイアス

生き延びてきたDNA

人間は、もともと戦うことが好き

政治的信条は生まれつきのもの?

新しい民主主義を模索する時代に入った

宗教戦争はなぜ起きるか

非宗教的な子どもほど寛容である

戦争に向かう脳

テロリストをつくるのは簡単

「現代の病理」に逃げてはいけない

愛が抱える矛盾

シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感のページ

シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書)

ジャンル

臨床心理学・精神分析、心理学入門、ノンフィクション、幻冬舎新書

【評価･感想･口コミ】シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感 / 中野信子【Amazonレビューを引用】

あなたに正義を教えてあげているのよ、と思ったら読む本

シャーデンフロイデは『誰かが失敗した時に思わず湧き起こってしまう喜びの感情』のことです。人の不幸を喜ぶ人ってどうよ?なんて言っている人を私は信用できません。それだけ誰にでもある感情です。　これは集団にとって都合の悪い人やみんな同じでいたいのに目立つ人などを排除する働きで、既存の集団や社会を守るために行われている大事なことなのです。その上大義名分の上で周囲からの絶大なる承認を得ることはとてつもなく快感で、生きている意味が感じられるのです。　こんなことのために、不愉快な思いをさせられているかと思うと腹立たしい！　どちらの立場であろうと自分が今抱いている感情を冷静に理解するのに良書だと思います。是非。

考える良書です。

脳内快感物質である「オキシトシン」愛情ホルモンが「妬み」、「シャーデンフロイデ」を何故高めてしまうのか、ここに興味を持ち購入しました。不思議なものですよね。　「オキシトシン」は互いの信頼や団結の度合いを高める物質でもあり、免疫力が高まる効果があります。脳にも身体にもよい物質でありながら、「シャーデンフロイデ」にも深くかかわっているという、この摩訶不思議さ。ここをざっくりと言うと人間性、社会性、集団・共同体、論理、愛、正義、実験データ等をもとに詳しく解説してくれています。一般的に人が正しいと思うこと、実はこれが結構落とし穴なんだなって思いました。人にはそれぞれ様々な感情があります。私も勿論、ポジティブであったり、ネガティブであったり色々です。それらの感情は素直に受け入れ「ありのままの自分」いいも悪いも「この自分」なんだからそこはきちんと認めて内省していかなければと思いました。メタ認知です。なんか色々考えました。それにしても、中野先生の洞察力と言うか慧眼すごいなと思いました。わかりやすかったし、楽しく読めました。：レビュー一覧

シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感 / 中野信子の内容説明

【全目次】シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感 / 中野信子【要約･もくじ･評価感想】 #シャーデンフロイデ #中野信子

「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。：引用元

ジャンル

臨床心理学・精神分析、心理学入門、ノンフィクション、幻冬舎新書

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