【全目次】教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 / 竹内洋【要約･もくじ･評価感想】 #教養主義の没落 #竹内洋 #米津玄師

竹内洋さんの「教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化」の全もくじを紹介します。

目次は本の要点が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。

では目次を見ていきましょう！

教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 の要約

教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化 を要約しました。

戦後日本のエリート学生文化における教養主義の隆盛と衰退を、旧制高校文化の影響、読書習慣、大学制度の変化、社会階層の差異、岩波書店の役割、文化戦略と覇権争いなど多角的に分析し、最終的にマス高等教育の進展と社会適応によって教養主義が衰退し、大衆文化に吸収されていく過程を描いた一冊。

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】序章 教養主義が輝いたとき【竹内洋･要約･もくじ】

プチ教養主義者

『世界』

旧制高校文化の香り

夏休みと読書

『中央公論』

総合雑誌の時代

総合雑誌読書率

教養共同体

経営者も

関西大学の調査

本書の目的

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】1章 エリート学生文化のうねり【竹内洋･要約･もくじ】

「半」新制高校世代と「純」新制高校世代

新制高校的と旧制高校的

高橋和巳

大江健三郎

白線地帯の自己完成

大正教養主義新人会と森戸事件

マボとエガ

左傾学生

旧制高等学校が培養基

呼び水文化

動機づけ

象徵的暴力空間

転覆戰略

弾圧・発禁・絶版

教養の不評判

昭和教養主義の復活

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】2章 五〇年代キャンパス文化と石原慎太郎【竹内洋･要約･もくじ】

主体性論と人格主義

ラディカル・ノスタルジア

五〇年代半ばのキャンパス文化

就職試験

結核菌とマルクス菌

就職転向

『灰色の教室』

活動家の履歴

海とヴァイタリズム

教養は失格している

ロシア型とアメリカ型

教養主義への反乱 ハビトゥス

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】3章 帝大文学士とノルマリアン【竹内洋･要約･もくじ】

読書と思索の奥の院

心ならず派

文学部生のシェア

小川三四郎

就職率三七パーセント

進路と処遇

教養主義の再生産装置

矜持と屈折

Lという象徴資本

学習時間と書籍購入費

図書館利用率

大衆文化の差異化

大衆的教養主義との差異化

純粋文化界とマス文化界

出身地と階層

文学部・経済学部・理学部

スポーツ嫌いと不健康

虚弱な身体

エコール・ノルマル・シューペリウール

ノルマリアンの階層と出身地

言語資本

ピエール・ブルデュー

教養人

密通と模造

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】4章 岩波書店という文化装置【竹内洋･要約･もくじ】

岩波ボーイと岩波女学生

岩波茂雄

中退・選科・人脈

『こゝろ』

哲学叢書

社会関係資本

『雄弁』をめぐるイフ

社会的軌道・資本・ハビトゥス

ポジション効果

文化財として尊重

自由党左派の雑誌

バランス

時差

正統化の相互依存

主義の宣伝にはあらず

翻訳書の割合

学問ヒエラルキーの反復

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】5章 文化戦略と覇権【竹内洋･要約･もくじ】

どろ臭い生まれ故郷

教養主義と修養主義

文化格差・衝撃・ひけめ

地方人の大胆さ

『若い人』

背伸び

武士文化と町人文化

山の手と下町

野暮と下品

華族文化

学校的教養

融和型と対立型

教養主義とブルジョア文化の懸隔

文化戦略としてのマルクス主義

殉教者効果による復興

サルトルと丸山眞男

階層文化の存続

中間文化という大衆教養主義

【教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 目次】終章 アンティ・クライマックス【竹内洋･要約･もくじ】

マス高等教育

大学第一世代

予期

丸山眞男と吉本隆明

空々しさ

無用化

経営官僚と政策インテリ

農村性の消滅

大学生の書籍購入シェア

七〇年代はじめの衰退

第二次適応

東大・京大は八〇年代に衰退

ビートたけし

相対的比率と外縁文化

新中間大衆文化

凡俗への居直り

キョウヨウ

サラリーマン文化への適応

適応・超越・自省

前尾繁三郎

じゃまをする教養

あとがき
主要参考文献

教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化 の評価･感想･口コミ【竹内洋･Amazonレビューを引用】

エリート学生文化の変遷

大正から1970年代にかけてエリート学生の間で流行した教養主義の風潮が、いかにして形成され、どのように変遷し、衰退したのかを明らかにする書物である。多くの統計資料を元に、精緻な分析がなされているといえる。また、同時に、戦後の学生マルクス主義についての解説にもなっており、当時のマルクス主義学生の実像も見えてきて、興味深かった。

教養主義に視点を当てた卓越した社会史研究

「教養主義」というと古臭い印象がある。たしかに、それは現代においてはもはや効力を持たない過去の遺物かもしれない。しかし、大正教養主義から始まり、７０年代に至るまで、教養主義は様々な形態をとりながら、影響力を維持してきた。本書は、ブルデューの理論を用いながらも、日本に固有の教養主義の展開を様々な側面から明らかにしていく。それぞれの時代の精神を反映する小説にも数多く言及しており、たいへん興味深い。

https://amzn.to/4jJrSWg

竹内洋 著者目次関連本【もくじ･モクホン】

モクホン オススメの本目次記事

「教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化」はつまらない？面白い？みなさんの感想･評価･クチコミ

「教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化」のみなさんの感想･評価･クチコミ

「教養主義の没落　変わりゆくエリート学生文化」のあなたの感想･評価を教えてください！一言でもOKです！