【全目次】ネガティブ思考こそ最高のスキル / オリバー・バークマン【要約･もくじ･評価感想】#ネガティブ思考こそ最高のスキル #ネガティブ #オリバーバークマン

2023年5月30日

オリバー・バークマンさんの「ネガティブ思考こそ最高のスキル」の全もくじを紹介します。

目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。

では目次を見ていきましょう！

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第1章本当の幸せを求めてネガティブを排除しないこと【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

自己啓発セミナーへの潜入

ポジティブ思考で惨めになる?

自尊心の低い人がアファメーションをすると

第三の可能性としての「ネガティブな道」

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第2章恐れているほど悪くはならないネガティブを強さに変えるストア哲学【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

「引き寄せの法則」の問題点

苦悩の原因は外部にはない

「悪事の熟考」のメリット

現代版のセネカを求めて

「非常に悪い」と「完全に悪い」の違い

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第3章静けさの前の嵐ブッダは「ポジティブ」に執着しない【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

瞑想することの真の意味

瞑想センターでの体験

心は天候のようなもの

執着心を捨てたら何も成就させられない?

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第4章目標は危ない将来をコントロールしようなどと考えるな【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

破滅のゴールを追って

「人生の目標」は本当に重要か

ゴール設定の問題点を問う

不確実な状態に耐える力

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第5章私の思考は私自身? いかにして自己を克服するか【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

自己をどう理解するか

思考の目撃証人になる

あなたとあなた以外の境界は何か

自己というフィクション

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第6章この世は安心劇場「不安」の意外なメリット【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

「安心」と「安全」は異なる

安心にはバイアスがつきもの

脆弱性の中に身を置く

安全も安心もこの世に存在しない

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第7章成功体験はあてにならない失敗を大切に保存する【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

誰もが失敗から目を背ける

生存者バイアスの罠

失敗への寛大さがもたらすもの

戦略としての失敗

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第8章「死の運命」との付き合い方メキシコの伝統「メメント・モリ」の精神【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

死を意識した結果起こったこと

「死の熟考」の本当の意味

メメント・モリの国で

死の運命との共存

【ネガティブ思考こそ最高のスキル目次】第9章ネガティブの正体善悪二元論から自由になる【オリバー・バークマン･要約･もくじ】

消極的能力(ネガティブ・ケイパビリティ)

「閉合」から「開放」へ

ネガティブ思考で実際に幸福になれたか?

人生の不確かさを楽しむ

ネガティブ思考こそ最高のスキルのページ

ネガティブ思考こそ最高のスキル

ジャンル

自己啓発、人生論・教訓、経営学、企業・経営、その他の経営理論関連書籍、倫理学・道徳

【評価･感想･口コミ】ネガティブ思考こそ最高のスキル / オリバー・バークマン【Amazonレビューを引用】

幸福のための（ネガティブ思考）レッスン

非常に面白いです！速読に向いた本ではないと思いますし、私も速読タイプの人間ではありませんが、1日で全部読んでしまいました。　原題は「The Antidote」で解毒剤という意味。実際、本書は以前『解毒剤　ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ』というタイトルで出版されていたものをタイトルを変え再販したもののようです。内容的には、以前のタイトルの方が近いですね。つまり、「ネガティブ思考こそ最高のスキル」だと言うよりも、ポジティブ思考の罠に陥りがちな現代の私たちに対して、幸福を手にするにはそれと同様に重要なネガティブ思考の価値と魅力を再発見しようと説くものです。　筆者は、その過程でストア派の哲学や仏教、瞑想、デヴィッド・ヒューム、アラン・ワッツ、ジョン・キーツなど古今東西さまざまな思想や哲学を論じます。それだけでなく、自己啓発セミナーを取材し、瞑想センターに参加し、地下鉄で大声を上げ、様々な人々に出会います。こうした生き生きとした「実際の体験」の叙述によって、本書は単なる思想の解説本ではない、生の実践に直接結びついた書物となっているように思います。ジャーナリストである筆者の面目躍如である部分ではないでしょうか。　ポジティブ思考ばかりが賞賛される自己啓発本や成功マニュアルのようなものばかり読んでいる方にこそ本書は読まれるべきですが、そうした人はなかなか手に取らないかもしれませんね。であるならば、自己啓発本やセミナーに飽き始めた人、疲れちゃった人、疑いの目を向けてしまう人にまずは読んでいただきたい。そこで無駄だと切り捨てられているネガティブな思考にも、これほどの魅力があり価値があり、幸福へのヒントが隠されているときっと気づかされることでしょう。

ポジティブ思考の解毒剤

原書のタイトル“THE ANTIDOTE”とは解毒剤を指す。副題は「Happiness For People Who Can’t Stand Positive Thinking」とあり、「ポジティブ思考に我慢できない人々のための幸せ」とでも訳すことが出来る。そこから「ネガティブ思考こそ最高のスキル」という邦訳が導き出されているのかもしれないが、この邦題は内容を必ずしも表してはいない。
ポジティブ思考に対してネガティブ思考(positive thinking)が優れている、ということではなく、消極的能力(negative capability)の重要性を説いたもの、と捉えた方が本書の核心を衝いていると考えられる。

Negative capabilityとは「事実や理由を性急に求めず、不確かさ、未解決の状態を受けいれる能力」「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」と定義される。幸福を求める、目標を何が何でも達成しなければならないと思い込む、「最悪の事態」(と思われていること)は必ずしも最悪ではない、死との付き合い方は既成概念と異なって良いのではないか、というような事柄について、オリバー・バークマンが綴っている。：レビュー一覧

ネガティブ思考こそ最高のスキル / オリバー・バークマンの内容説明

【全目次】ネガティブ思考こそ最高のスキル / オリバー・バークマン【要約･もくじ･評価感想】#ネガティブ思考こそ最高のスキル #ネガティブ #オリバーバークマン

【ネガティブとは賢さの証左である――】ダニエル・ピンク他推薦！ベストセラー『限りある時間の使い方』著者による、世界各国で話題を呼んだ慧眼の書！

現代における最高の知性にしてスキルである「ネガティブ思考」の美点と活かし方を、数多の調査研究や事例をもとに解説。
ポジティブ思考への妄信を“解毒”し、新たな可能性に目を開かせる話題書、ついに復刊！

自己啓発セミナーへの潜入、ストア哲学者との対話、瞑想センターでの修行、ゴールを設定しない経営コンサルタントへの取材、「失敗博物館」の観覧、メメント・モリの国への滞在etc……
気鋭のジャーナリストが旅路の果てに辿り着いた、「ネガティブさを活かして幸福になる方法」とは？

※本書は『解毒剤ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ』を改題した新装改訂版です。

【有識者から絶賛の声！】
「珠玉の一冊。『ポジティブ思考』があまりにも台頭しすぎている自己啓発界に対し、深遠な伝統をもつ哲学や心理学にもとづいて、軽妙かつユーモラスにカウンターを放つ」
――ダニエル・ピンク、ベストセラー著者

「幸福への『ネガティブな道』を巡る過程を記した、深い洞察とエンタテイメントを備えた本。自信がなく、不安で、時には不幸な気分に襲われる読者たる私にとって、とても参考になるものだった」
――エクトル・トバール、『ロサンゼルス・タイムズ』紙

「近年出版された『幸福』に関する著作の中で、最も真実味があり有益な言葉の数々……すぐれた見識が素晴らしくまとめあげられている」
――ジュリアン・バジーニ、『ガーディアン』紙

「実に興味深い。心理学者、哲学者、仏教徒に至るまで、多くの専門家のもとで何年もかけて調査した結果、著者は、彼らが皆ある点で一致していると気づいたのだ――本当に幸せになるには、実はもっと『ネガティブな感情』を喜んで経験すべきなのではないか、と」
――マンディ・フランシス、『デイリー・メール』紙：引用元