稲田豊史 さんの「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形」の全もくじを紹介します。
目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。
では目次を見ていきましょう!
【映画を早送りで観る人たち 目次】序章、大いなる違和感【稲田豊史・要約・もくじ】
Netf1ixに実装された1・5倍速
映画やドラマを早送りする人たち
倍速視聴経験者は若者に多い?
映像作品の供給過多
「コスパ」を求める若者たち
作品とコンテンツ、鑑賞と消費
「ファスト映画」という効率的摂取
すべてをセリフで説明する作品が増えた
「飛ばした10秒」の中にあるもの
速読や抄訳とは何が違うのか
【映画を早送りで観る人たち 目次】第1章 早送りする人たち -鑑賞から消費へ【稲田豊史・要約・もくじ】
最初と最後がわかればいい
「つまんない」判定が下ったら、あとはずっと1・5倍速
“どうでもいい日常会話”は早送りしても支障ない
変わったことをしているという意識はない
“予習”のための倍速、”平凡なシーン”は不要
連続ドラマを”話ごと”飛ばす
先に結末を知りたい
ファスト映画を観る理由
繰り返し視聴とワンセットの「ながら観」
ブラウザのタブを10個開けておく
倍速視聴は若者だけにあらず
「鑑賞モード」と「情報収集モード」
「観たい」のではなく「知りたい」
サブスクは1作品ずつが大事にされない
「もう1回観ればいいじゃん」
2時間の映画は2時間かけて観てもらう想定でできている
話ごと飛ばしていいようには書かれていない
【映画を早送りで観る人たち 目次】第2章 セリフで全部 説明してほしい人たち -みんなに優しいオープンワールド【稲田豊史・要約・もくじ】
「嫌い」と言ってるけど本当は好き、が通じない
製作委員会が「わかりやすくしろ」と言う
「わかりやすいもの」が喜ばれる
より短く、より具体的に
『大豆田とわ子と三人の元夫』の苦戦
自分の頭が悪いことを認めたくない
5NSで「バカでも言える感想」が可視化された?
「おもしろい」と言うのは勇気がいる
アニメが説明過多になる理由
迎合主義か、サバイブか
『鬼滅の刃』と『シャレード』
「脚本」クレジットがない!?
なぜテレビはテロップがやめられないのか
わかんなかった(だから、つまらない)
「わかりやすさ」と「作品的野心」の両立が求められる
わからなければ、わからないなりに
「オープンワールド化」する脚本
【映画を早送りで観る人たち 目次】第3章 失敗したくない人たち -個性の呪縛と「タイパ」至上主義【稲田豊史・要約・もくじ】
LINEグループの”共感強制力”
友達の広告化
「私のすることがなくなるじゃないですか!」
「旬」が大事
生存戦略としての倍速試聴
個性的であれ。さもなくば、死
個性は何でもいいわけではない
Z世代の個性発信欲
メジャーに属せない不安
自己紹介欄に書く要素が欲しい
「オタク」パブリックイメージの変遷
オタクのカジュアル化と,にわか”問題
自分の上位互換がすぐに見つかってしまう地獄
“正解”を知りたい
「ジェネラリストの時代はもう終わりました」
倍速視聴派のタイパ至上主義
「自分にとって観る価値があるかどうか」
どんな気分になるのか正確に予測したい
予告編は出し惜しみなしがマスト
Z世代のネタバレ消費
とにかく失敗したくない
キャリア教育が「回り道」を閉ざした
常に”横を見ている”若者たち
目的はチートによるスペックの獲得
圧倒的に時間とカネがない今の大学生
【映画を早送りで観る人たち 目次】第4章 好きなものを 貶されたくない人たち -「快適主義」という怪物【稲田豊史・要約・もくじ】
視聴者のワガママ化
ライトノベルの「快適主義」
ラノベは出来事のモンタージュ
汗ひとつかかず指示を出す主人公が好まれる
エンタメに「心が豊かになること」なんて求めていない
スマホゲームの快”楽”主義
見たいものだけを見たい
好きなものだけつまみ食い – ピッキー・オーディエンス
見たい展開だけを見たい、心を揺さぶられたくない
共感至上主義と他者性の欠如
感情を節約したい、好きなシーンを繰り返し見たい
評論が読まれない時代
映画評論は1980年代まで売れていた
体系的な鑑賞を嫌う若者たち
映画を監督で観ない
「私の彼氏を悪く言わないで!」
評論家とは偉大なジェネラリスト
評論なんて5NSにいくらでも落ちている?
書評に販促効果は必要なのか
「他人に干渉しない」Z世代の処世術
「インターネット=社会」というセカイ系
【映画を早送りで観る人たち 目次】第5章 無関心なお客様たち -技術進化の行き着いた先【稲田豊史・要約・もくじ】
「リキッド消費」で説明される倍速視聴
「評価が確立しているもの」に乗りたい
作り手が好きなんじゃない、生産されるシステムが好きなのだ
フリーミアムの限界
映画ファンより,ファンではない消費者”が大切にされる
「映画1本=2時間」が長すぎる説
「つかみのインパクト」で視聴者を離さない
『梨泰院クラス』構成上の仕掛け
ゲーム実況的アプローチ
ファスト映画を公式の販促メディアに
単位時間あたりの情報処理能力が高い人たち
情報量は増えたが視聴年齢は下がった『プリキュア』
スマホとタブレットの「ひとり観」が倍速視聴を助長した
「制約からの解放」が行き着いた先
かつて、倍速視聴にいちいち目くじらを立てる人がいた
おわりに
ジャンル
【評価・感想・口コミ】映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 / 稲田豊史【Amazonレビューを引用】
早く結論を知ろうとする若者を揶揄する本だと思ったら大間違いだった
衝撃的な内容だが、あくまで中立的
映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 / 稲田豊史の内容説明
現代社会のパンドラの箱を開ける!
なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。
なんのために? それで作品を味わったといえるのか?
著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、
やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという
事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?
あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。 :引用元
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