【全目次】ケーキの切れない非行少年たち / 宮口幸治【要約･もくじ･評価感想】#ケーキの切れない非行少年たち #宮口幸治

2023年5月16日2023年6月21日

宮口幸治さんの「ケーキの切れない非行少年たち」の全もくじを紹介します。

目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。

では目次を見ていきましょう！

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第1章「反省以前」の子どもたち【宮口幸治･要約･もくじ】

「凶暴で手に負えない少年」の真実

世の中のすべてが歪んで見えている?

面接と検査から浮かび上がってきた実態

学校で気づかれない子どもたち

褒める教育だけでは問題は解決しない

1日5分で日本が変わる

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第2章「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年【宮口幸治･要約･もくじ】

ケーキを切れない非行少年たち

計算ができず、漢字も読めない

計画が立てられない、見通しがもてない

そもそも反省ができず、葛藤すらもてない

自分はやさしいと言う殺人少年

人を殺してみたい気持ちが消えない少年

幼児ばかり狙う性非行少年

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第3章非行少年に共通する特徴【宮口幸治･要約･もくじ】

非行少年に共通する特徴5点セット+1

【認知機能の弱さ】
見たり聞いたり想像する力が弱い

「不真面目な生徒」「やる気がない生徒」の背景にあるもの

想像力が弱ければ努力できない

悪いことをしても反省できない

【感情統制の弱さ】
感情を統制できないと認知機能も働かない

ストレス発散のために性非行

“怒り”の背景を知らねばならない

“怒り”は冷静な思考を止める

感情は多くの行動の動機づけである

【融通の利かなさ】
頭が硬いとどうなるのか?

BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)

学校にも多い「融通の利かない子」

融通の利かなさが被害感につながる

【不適切な自己評価】
自分のことを知らないとどうなるのか?

なぜ自己評価が不適切になるのか?

【対人スキルの乏しさ】
対人スキルが弱いとどうなるのか?

嫌われないために非行に走る?

性の問題行動につながることも

【身体的不器用さ】
身体が不器用だったらどうなるのか?

不器用さは周りにバレる

身体的不器用さの特徴と背景

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第4章気づかれない子どもたち【宮口幸治･要約･もくじ】

子どもたちが発しているサイン

サインの「出し始め」は小学2年生から

保護者にも気づかれない

社会でも気づかれない

「クラスの下から5人」の子どもたち

病名のつかない子どもたち

非行化も懸念される子どもたち

気づかれないから警察に逮捕される

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第5章忘れられた人々【宮口幸治･要約･もくじ】

どうしてそんなことをするのか理解不能な人々

かつての「軽度知的障害」は人口の14%いた?

大人になると忘れられてしまう厄介な人々

健常人と見分けがつきにくい

「軽度」という誤解

虐待も知的なハンディが原因の場合も

本来は保護しなければならない障害者が犯罪者に

刑務所にかなりの割合でいる忘れられた人々

少年院にもいた「忘れられた少年たち」

被害者が被害者を生む

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第6章褒める教育だけでは問題は解決しない【宮口幸治･要約･もくじ】

褒める教育で本当に改善するのか?

「この子は自尊感情が低い」という紋切り型フレーズ

教科教育以外はないがしろにされている

全ての学習の基礎となる認知機能への支援を

医療・心理分野からは救えないもの

知能検査だけではなぜダメなのか?

「知的には問題ない」が新たな障害を生む

ソーシャルスキルが身につかない訳

司法分野にないもの

欧米の受け売りでは通用しない

【ケーキの切れない非行少年たち目次】第7章ではどうすれば?1日5分で日本を変える【宮口幸治･要約･もくじ】

非行少年から学ぶ子どもの教育

共通するのは「自己への気づき」と「自己評価の向上」

やる気のない非行少年たちが劇的に変わった瞬間

子どもへの社会面、学習面、身体面の三支援

認知機能に着目した新しい治療教育

学習の土台にある認知機能をターゲットにせよ

新しいブレーキをつける方法

子どもの心を傷つけないトレーニング

朝の会の1日5分でできる

お金をかけないでもできる

脳機能と犯罪との関係

性犯罪者を治すための認知機能トレーニング

被虐待児童の治療にも

犯罪者を納税者に

おわりに

ケーキの切れない非行少年たちのページ

ケーキの切れない非行少年たち（新潮新書）

ジャンル

子育て、臨床心理学・精神分析、社会病理、社会一般関連書籍、哲学・思想、ノンフィクション、哲学(Audible)、人文・思想、新潮新書

【評価･感想･口コミ】ケーキの切れない非行少年たち / 宮口幸治【Amazonレビューを引用】

常識人と非行少年の橋渡し

この本を読んで小中学校の頃を思い出した。クラスでやはり学力の低い人はいて程度の差はあれ中学、高校と進むと非行行動をしていた人が多かった。　その中には昼間の高校に行ける程の学力もない人もいた。この本による知能境界に該当する人も居たんだろうと思う。小学生の頃は遊んでいた友達が進路が変わり時間が経つにつれ変化して窃盗や万引きを繰り返し捕まった人もいた。　それらのかつての友達はきっとこの本に書いてあるような、認知の歪み、適切な処理が出来ないのに普通の人間と見做されて育てられて来た事も無縁ではないのだろう。　既出のレビューで筆者が多くの文量を割き、具体例や詳細を書いているので、＂まともな人たち＂には「やはり知能が低い」から犯罪に走るのだと受け取られてしまうともあった。しかし、それでもこの本の意義はある。　何故なら、非行少年や犯罪者は「常識のない異常な人格者」と見做す風潮があり、健全な人格と自負してる常識人には、そうであっても困らない存在だからだ。　それが知能の低さによる認知の違いにより起こるもので、正しいアプローチを行えば改善や予防が出来ると常識人側に訴えかけるだけでもこの本の意義は充分だと思う。

何でそんな事件を起こしたの？の答えが書いてある

・「そもそも反省できない」人種である　ある殺人事件を起こした少年は、自身を優しい人間と称する。　著者が被害者・遺族の心情を説明して、ようやく「あー確かに悪い人間ですね」と気付く　これは読み書き・想像力欠如により、対人関係の失敗⇒いじめ・虐待⇒非行のサイクルが生み出した悲劇である　・非行少年の共通項　認知機能・感情抑制の弱さ、融通の利かなさ、過剰(過小)な自己評価、対人スキルの乏しさ＋身体的不器用が共通して確認できる。本来は認知⇒思考⇒実行⇒結果のプロセスを、上記項目により阻害される。後先考えることができないため、お金稼ぎの手段として「勤労」と「強盗」を同列に考えてしまう　・「褒める教育」の限界　褒める教育その場を乗り切るには効果的だが、長い目で見て根本的問題を先送りにしている自尊感情が低いことは問題でなく、自尊感情と実情の乖離が問題なのだ　無理に自尊感情を上げ下げする必要は無い。現実の自分を受け入れる強さが必要なのだ：レビュー一覧

ケーキの切れない非行少年たち / 宮口幸治の内容説明

【全目次】ケーキの切れない非行少年たち / 宮口幸治【要約･もくじ･評価感想】#ケーキの切れない非行少年たち #宮口幸治

児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。
：引用元

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子育て、臨床心理学・精神分析、社会病理、社会一般関連書籍、哲学・思想、ノンフィクション、哲学(Audible)、人文・思想、新潮新書

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