橘玲 さんの「世界はなぜ地獄になるのか」の全もくじを紹介します。
目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。
では目次を見ていきましょう!
世界はなぜ地獄になるのかの要約
世界はなぜ地獄になるのかを要約しました。
本は、リベラル化が引き起こす問題やキャンセル文化、言葉の使用に焦点を当て、健康格差やステイタスゲーム、社会正義の理論などを通じて現代社会の複雑さや課題に対峙し、異なる視点からの考察を提示しています。キャンセル文化や言葉の使い方、社会的地位とアイデンティティの関係について問い直し、真理の多面性に触れつつ、極端な意見に対する理解を促しています。
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】はじめに【橘玲・要約・もくじ】
リベラル化が生み出した問題を、リベラルが解決することはでき ない
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART1 小山田圭吾炎上事件【橘玲・要約・もくじ】
プロモーションのためのインタビュー
いじめはエンタテインメント?
なぜインタビューを受けたのか
教室にロボパーが現われる
意図的に編集された発言
友情ではないが交流はあった
「全裸でグルグル巻にしてウンコ食わせて」
無責任な若者代表
「事実」をめぐる問題
「障害」はなぜ消えたのか
許されない発言
では、どうすればよかったのか
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART2 ポリコレと言葉づかい【橘玲・要約・もくじ】
「それって侮辱じゃないのかい」事件
ポリコレはグローバル空間のルール
身体的暴力から心理的暴力へ
日本は「さん」づけでアメリカは呼び捨て
敬語を使うと失礼になる場合
外国人の上司や同僚をどう呼ぶのか
日本語は身分制から生まれた
「連絡させていただきます」は誤用
敬意がどんどんすり減っていく
言葉で相手に触れるというタブー
ネットに跋扈する「敬語警察」
ヨーロッパ人の祖先はアーリア?
「white(白人)」はなぜ小文字なのか
黒人やアジア系はPOC
シスジェンダーとトランスジェンダー
性的少数者の呼称が長くなる理由
「障害」は差別用語なのか
言葉の言い換えでは解決しない問題
言葉は権力
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART3 会田誠キャンセル騒動【橘玲・要約・もくじ】
四肢を切断された全裸の美少女
プラットフォームへの抗議
芸術家はなぜ「芸術」を擁護したのか
「日本画」は日本固有の絵画ではない
「変態」でオリエンタリズムを乗り越える
なぜ少女の四肢を切断したのか
天皇の写真を燃やす表現の自由はあるのか
終わりのない罵詈雑言の応酬
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART4 評判格差社会のステイタスゲーム【橘玲・要約・もくじ】
健康格差はなぜ生じるのか
ステイタスが低いと死んでしまう
日本では中間管理職の死亡率がもっとも高い
ステイタスを感知する超高精度のソシオメーター
ストレスが脳の自己免疫疾患を引き起こす
権威による支配は嫌われる
「正義というエンタテインメント」を楽しめる美徳ゲーム
推しはアイデンティティ融合
自尊心を守るための陰謀論
「意識高い系(ウォーク)」は不満だらけのエリートなりたがり
死ぬまで続く残酷なゲーム
SNS時代の赤の女王
なぜAV女優になりたがるのか
ステイタスゲームに攻略法はない
社会的地位とアイデンティティのねじれた関係
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART5 社会正義の奇妙な理論【橘玲・要約・もくじ】
ギャングに売られた北朝鮮の少女
「北朝鮮は本当に狂っていた。でも、このアメリカほどではなかった」
リベラルな知識人はなぜキャンセルされたのか
「傷つけられない権利」は基本的人権
リベラルな大学ほどキャンセルの嵐が吹き荒れる
白人は「生まれる前から」レイシスト?
リベラルな白人による無意識の人種差別
日本人は原理的に「レイシスト」にはならない?
マイクロアグレッション
インターセクショナリティ
学術誌に掲載されたデタラメ論文
《理論》の源流はフーコーとデリダ
ポストモダン思想の二度の転回
肥満は自己責任なのか
マイノリティはつねに正しく、マジョリティはつねに間違っている
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】PART6 「大衆の狂気」を生き延びる【橘玲・要約・もくじ】
キャンセルされた、世界でもっとも有名な作家
男と女は連続体
ブルーガールとピンクボーイ
TERF問題の核心
自分に向けた女性への愛
不都合な理論
トランスジェンダーを否定するレズビアンのフェミニスト
トランスジェンダー問題
平等・公平・公正
赤ちゃんの正義感覚
保守もリベラルも社会正義を求めている
「人種や性別で他人を判断してはならない」という差別
あまりにも高いハードル
他者とのコミュニケーションから撤退する
まともなひとは歴史問題で外国人を批判しない
個人は国家の過去の加害行為に責任を負うべきか
国民には、国家の過去を謝罪する権利はない
道徳的個人主義と共同体主義
真理を独占する者たち
頭のなかのおしゃべりがあふれ出す
「極端な人」に絡まれないためには
キャンセルカルチャー産業
【世界はなぜ地獄になるのか 目次】あとがき【橘玲・要約・もくじ】
ユーディストピアにようこそ
卷末注
世界はなぜ地獄になるのかの評価・感想・口コミ【橘玲・Amazonレビューを引用】
あなたの人生はなぜ(キャンセルされて)地獄になるのか
この本では、さいきんよく議論になっているキャンセルカルチャーやジェンダー問題が取り上げられている。こうした問題の背景は複雑だが、本書はわかりやすい例とともに解説している。現代を生き抜くためには、本書を読んでおいて損はない。 おそらく私たちにとって最も重要な本書のメッセージは「ジェンダーや人種については、不用意に発言しないのがベスト」ということだろう。それが一番、コスパのよい生き方なのだ(というか、生き残るために必須な保身スキルとさえ言っていい)。あえて言おう。私は—おそらく大半の日本人がそうであるように—社会正義とやらよりも、保身のほうが大事だ。あえて「地雷原」に足を踏み入れて「爆死」して仕事を失ったりたりしたら、元も子もないではないか。けっきょく、地雷原の場所を熟知しつつこれを避けることが、私たちにとって最も重要なことなのだ。身も蓋もない話だが、それが今の世界の現実なのだ。
我々はどんな世界を今生きているのか?そしてどう生きると幸せなのか?
我々はどんな世界を今生きているのか?そしてどう生きると幸せなのか?について、知りたくていつも橘玲さんの本を購入しています。今回も世の中で起きている事件だけど、その問題の本質がイマイチ自分では言語化できない、よくわからない問題を橘玲さんが、わかりやすくエビデンスを元に説明してくれます。そしてどう生きるべきかも、なんとなく見えてきます。もちろん、原理的に正解がないものもあります。それは人それぞれが違うわけなので当たり前と言えば当たり前です。 世界の分断はなぜ止まらないのか、リベラル化とキャンセルカルチャーとの関係など、モヤモヤとしていた方が腹落ちしました。Kindleと紙、両方で買って、Kindleの読み上げ機能も使うと理解が進みます。今回も流石橘玲さんという視点、分析の名著だと思いました。
レビュー一覧
世界はなぜ地獄になるのかの内容説明【橘玲・もくじモクホン】
社会正義はめんどくさい。
人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。
引用元
コメント