鈴木博毅 さんの「「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ」の全もくじを紹介します。
目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。
では目次を見ていきましょう!
【失敗の本質 目次】序章 日本は「最大の失敗」から本当に学んだのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
現代日本人のための『失敗の本質』の入り口
「想定外の変化」に対応する組織だけが生き残る
東日本大震災でも引き合いに出された『失敗の本質』
日本人は危機的状況に弱いのか?
日本軍も日本企業も「転換点」に弱い
戦略論であり「日本人特有の文化論」でもある
『失敗の本質』から学ぶ「敗戦七つの理由」
ざっくり知っておきたい戦史
失敗例としての「6つの作戦」
【失敗の本質 目次】第1章 なぜ「戦略」が曖昧なのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質01 戦略の失敗は戦術で補えない
なぜ、日本軍はすべてが曖昧なのか?
目標達成につながらない「勝利」の存在
日本軍の努力の七〇%は無意味だった
戦略とは「目標達成につながる勝利」を選ぶこと
戦略のミスは戦術でカバーできない
失敗の本質02 「指標」こそが勝敗を決める
第一次世界大戦、ドイツ敗戦の理由
日本軍と対立した石原莞爾の勝利の戦略
日本は戦略の「指標」が間違っていた
インテルと日本電機メーカーの「指標」の違い
失敗の本質03 「体験的学習」では勝った理由はわからない
大局観に欠け、部分のみに固執する日本軍
日本的な指標の発見-ホンダ製小型バイクの大ヒット
なぜ、日本企業は一点突破・全面展開なのか?
発見した戦 略を自覚していない
失敗の本質04 同じ指標ばかり追うといずれ敗北する
日本に欠けているグランド・デザインの視点
日本企業が戦略を苦手にする理由
日本は隠れイノベーション大国?
マイクロソフトが世界制覇できた戦略
同じ指標ばかり追いかけると敗北する
米軍が勝利の再現力に優れていた理由
【失敗の本質 目次】第2章 なぜ、「日本的思考」は変化に対応できないのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質05 ゲームのルールを変えた者だけが勝つ
練磨の文化を持つ日本と日本人の美点
型を反復練習することで、型を超えるという思想
操縦技能、射撃精度を極限まで追求した日本人
当たらなくても撃墜できる兵器をつくったアメリカ人
日本人の苦手な、大きく劇的な変化を生み出すもの
「ゲームのルール変化」に弱い日本組織の仕組み
失敗の本質06 達人も創造的破壊には敗れる
「創造的破壊」を生み出す三つの要素
「ヒトの柔軟な活用」が米軍の勝利を生み出した
「新しい技術」が戦局を変える変化を生み出した
「技術の運用」を変えて零戦を撃墜した米軍
相手が積み重ねた努力を無効にする仕組み
失敗の本質07 プロセス改善だけでは、問題を解決できなくなる
日本軍の既存の知識を強化する学習
白兵銃剣主義の怒涛の戦果
日本軍、ついにプロセス改善の限界点にぶち当たる
「売れないのは努力が足りないからだ!」 は本当か?
「ダブル・ループ学習」で問題解決にあたる
【失敗の本質 目次】第3章 なぜ、「イノベーション」が 生まれないのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質08 新しい戦略の前で古い指標は引っくり返る
マッカーサー参謀が見つけた指標
戦略とは「追いかける指標」のことである
戦闘の勝敗を決定する「指標」の発見
敵の指標が効果を発揮しない領域を探す
イノベーションを創造する三ステップ
米軍が行ったイノベーションとは
世界市場で苦境に陥った日本の主要家電メーカー⋯
失敗の本質09 技術進歩だけではイノベーションは生まれない
ビル・ゲイツを横から眺め続けたジョブズのイノベーション
購入行動に影響を与える「新指標」を生み出す
ダブル・ループ学習とイノベーションの関係
『失敗の本質』が示唆したイノベーションのヒント
失敗の本質10 効果を失った指標から離れる難しさ
効果を失った指標を追い続ければ必ず敗北する
勝利に必要な指標を見抜く力があるか
コダックと富士フィルム、イノベーションへの対応の違い
高い性能を目指すか、イノベーションを目指すのか
【失敗の本質 目次】第4章 なぜ「型の伝承」を優先してしまうのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質11 成功の法則を「虎の巻」にしてしまう
日米軍の「強み」の違いが勝敗を分けた
戦闘を重ねる中で米軍だけが勝利していった理由
成功の本質ではなく、型と外見だけを伝承する日本人
失敗の本質12 成功体験が勝利を妨げる
過去の成功体験が通用しなくなるとき
戦略の本質に辿り着いたインテルのCEO
体験の伝承ではなく「勝利の本質」を伝えていく
失敗の本質13 イノベーションの芽は「組織」が奪う
日本でもレーダーは開発されていた
勝利の本質を議論できない集団
量産を依頼された民間会社の二人が逮捕される珍事
組織がチャンスを潰す
【失敗の本質 目次】第5章 なぜ、「現場」を上手に活用できないのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質14 司令部が「現場の能力」を活かせない
往復二〇〇〇キロのガダルカナル制空で壊滅
知らない現場もわかっていると思い込む傲慢さ
米軍のレーダー開発に見る「現場チームの使いこなし方」
科学的思考を無視され、唖然とする日本人科学者
失敗の本質15 現場を活性化する仕組みがない
現場、最前線がまったく理解できない中央部
米海軍トップのの「現場活用法」
米軍が追求した、戦果につながる人事システム
新戦略が生まれる場所とは?
失敗の本質16 不適切な人事は組織の敗北につながる
勝てない提督や卑怯な司令官をすぐさま更迭した米軍
評価制度の指標変更は、織運営最大のイノベーション
米軍が目標達成へ向けて一直線に突き進めた理由
プロジェクトごとにリーダーを選出する仕組み
人事は組織の限界と飛躍を決める要素である
【失敗の本質 目次】第6章 なぜ「真のリーダーシップ」が 存在しないのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質17 自分の目と耳で確認しないと脚色された情報しか入らない
珊瑚海海戦のあと、米軍がすぐに対応した二つのこと
現代の激戦地とは、最も利益が期待できる市場
正確な情報はトップには届かない
トップの行動力は組織の利益に直結する⋯
失敗の本質18 リーダーこそが組織の限界をつくる
チャンスを潰す人の三つの特徴
リーダーとは「新たな指標」を見抜ける人物
戦略を理解しないリーダーは変化できない
日産リバイバルブランは誰がつくったのか
失敗の本質19 間違った「勝利の条件」を組織に強要する
間違った「勝利の条件」を基に部隊を送り出すと
正しいと信じたことで倒産寸前になったエアライン
優れたリーダーは「勝利の条件」に最大の注意を払う
失敗の本質20 居心地の良さが、問題解決能力を破壊する
過酷な環境で生き残る組織とは
不均衡を創造する、自己革新型段組織の特徴
前線のパイロットに戦果を確認する若き名参謀
【失敗の本質 目次】第7章 なぜ「集団の空気」に支配されるのか?【鈴木博毅・要約・もくじ】
失敗の本質21 場の「空気」が白を黒に変える
なぜ誤った判断に集団感染するのか
オセロの白が一瞬ですべて「黒」に変わる
さまざまな可能性を空気が切り捨てる
体験的学習の文化が誤認を助長する
議論の「影響比率」を締め出させるな
「空気の正体」を理解して打ち破る知恵
失敗の本質22 都合の悪い情報を無視しても問題自体は消えない
「正しい警告」を無視する、麻痺状態だった日本軍
方向転換を妨げる四つの要素
情報を封殺しても問題自体は消えない
失敗の本質23 リスクを隠すと悲劇は増大する
日本人が間違えやすい「リスク管理」
リスクを隠すことで、損害は劇的に増えて いく
実際に起こらなくても得はしていない
リスクを考慮しないと最終目標までたどり着けない
JAXA「はやぶさ」の快挙を成し遂げた背景
耳に痛い情報を持ってくる人物を絶対に遠ざけない
【失敗の本質 目次】おわりに 新しい時代の転換点を乗り越えるために【鈴木博毅・要約・もくじ】
おわりに
新しい時代の転換点を乗り越えるために
【評価・感想・口コミ】「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ / 鈴木博毅【Amazonレビューを引用】
破滅してはデスマーチで復興する いつもジリ貧の民族
名著「失敗の本質」が非常に理解しやすい形となった本
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ / 鈴木博毅の内容説明
★14万部突破のベストセラー!
★累計70万部の組織論の名著を23のポイントからダイジェストで読む!
★『失敗の本質』の著者・野中郁次郎氏推薦!
「本書は日本の組織的問題を読み解く最適な入門書である」■なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか?
今、ロングセラーの古典『失敗の本質』が再び脚光を浴びています。
震災や原発事故への国の不十分な対応、企業の不祥事、都政の曖昧な意思決定、
硬直するタテ割り組織、情報の隠蔽、ずさんなリスク管理……。また、長年日本を牽引してきたソニー、東芝、シャープをはじめとする製造業の混迷、
国際競争の中で次々と日本企業が敗れていく現実を前に、
『失敗の本質』が明らかにした、日本的組織の病魔に再び注目が集まっています。■日本軍と現代日本に潜む共通の構造
『失敗の本質』は大東亜戦争において、
米軍より物量や技術面で劣っていたのではなく、
日本という組織が持つ構造的・精神的な特性こそが
最大の敗因であることを明らかにしました。戦局の前半で快進撃を続けた日本軍は、
数々の作戦の失敗から学ぶことなく、雪崩を打って敗戦へと向かいますが、
その裏では、組織が陥りやすい意思決定の矛盾や、
大本営と現地とのコミュニケーション不全といった
極めて今日的な問題が起きていたのです。そうした日本的な組織の特性は、戦後の日本組織一般にも
無批判に継承され、今日の日本企業の凋落と衰退を
生み出す大きな要因となっています。■途中で挫折した人でも大丈夫!
『失敗の本質』は素晴らしい示唆を含みながらも難解で、
最後まで読み通せた人、きちんと理解できた人は少ないかもしれません。そこで、本書は若手戦略コンサルタントが23のポイントに整理して、
日本軍と日本企業が直面する「共通の構造」を、
普通のビジネスマンでも理解できるようにやさしくまとめた本です。
みなさんが所属するあらゆる組織への応用も可能です。「あのとき」と変わらない日本人が陥る思考・行動特性を
明らかにした名著には、組織再生、日本再生へのヒントが満載です。:引用元
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