【全目次】「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 / 小塩 真司【要約・もくじ・評価感想】#性格が悪いとはどういうことか #ダークサイドの心理学 #小塩真司
小塩 真司さんの「「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学」の全もくじを紹介します。
目次は本の要点が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。
では目次を見ていきましょう!
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】序章【小塩 真司・要点・もくじ】
名前を覚えられることに注目される
面接でその人の将来を想像する
面接での直観は信用できるのか
ダークな性格は外在化問題に結びつきやすい
そもそも「性格」とは何なのか
良い性格と悪い性格は合わせ鏡
心理学の中の良し悪しの研究
ダークな性格の測定
ダーク・トライアド研究の広がり
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第1章 ダークな性格とはどういうものか【小塩 真司・要点・もくじ】
1 四つの典型的なダークな性格
ダークな性格を表現する言葉
2 マキャベリアニズムとサイコパシー
マキャベリアニズムの発見
サイコパシーという心理特性
典型的なサイコパスとは
サイコパシーの測定ツール
3 ナルシシズムとサディズム
ナルシシズムという言葉の由来
病理としてのナルシシズム
過敏なナルシシズムの側面
ナルシシズムの測定方法
サディズムの由来
測定されたサディズムの特徴
3 五つ目の性格スパイトと、ダークさの中心
五つ目の性格、スパイととは何か
ダークな性格の中心
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第2章 ダークな性格とリーダーシップ・仕事・社会的成功【小塩 真司・要点・もくじ】
1 ダークな性格とリーダーシップ
ダークな性格の代表は悪徳経営者
カリスマ的リーダーには多いダークな性格
カリスマ的リーダーの代表 ジョブズとマスク
2 職場の中のダークな性格
企業の中でよく見られるサイコパシーな人
組織での心理的安全性の重要さ
職場の逸脱行動とはどういうものか
ダークな性格と非生産的職務行動
サイコパシー要素がもつ意味
3 ダークな性格が得になること
学部専攻に見られるダークな性格の特徴
ギャンブルとダークな性格
他者操作が役立つ仕事
4 ダークな性格は社会的成功につながるのか
ダークな性格のどんなところが成功につながるのか
ダーク・トライアドと職場の雰囲気
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第3章 身近な人間関係の中のダークな性格【小塩 真司・要点・もくじ】
1 恋愛関係とダークな性格
恋愛スタイルのタイプ
見知らぬ人に「今晩、一緒に過ごしませんか?」と言われたら
ナンパとダークな性格の関連
2 ダークな性格の生活スタイル
夜型で街を好む性格
情的な結びつきのない性的関係を好む
マッチングアプリとの親和性
マッチングアプリで荒らし行為をする人々
略奪愛とダークな性格の高さ
カップルの満足度とダークな性格
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第4章 ダークな人物の内面はどうなっているのか【小塩 真司・要点・もくじ】
1 ダークな性格の心理特性
性格の構造
ビッグ・ファイブ・パーソナリティ
2 HEXACOモデルの登場
六番目のH因子とは何か
心理学の歴史の中の「気質」
3 ダークな性格と自尊感情
「自己肯定感」ではなく、自尊感情
ダークな性格と自尊感情の不安定さ
潜在的自尊感情
4 ダークな性格の持ちは自分の概念が明確でないのか
自分の概念の明確さ
オンラインでの自分の出し方
自分の姿をモニタリングする
5 共感性とダークな性格
「認知的共感性」と「情動的共感性」
ダークな性格と抑うつ・不安
花瓶なダーク・トライアド
孤立すると何が起きるのか
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第5章 ダークな性格は遺伝するのか【小塩 真司・要点・もくじ】
1 性格は遺伝か環境か
優生学の広がり
心理学における、環境への注目
再び遺伝への注目
2 性格特性は連続的なものである
性格特性の遺伝とは
親から子にどれくらい伝わるのか
集団と個別ケース
3 性格に与える環境の影響
環境と言ったとき、何をイメージするか
双子の研究でわかること
ダークな性格の遺伝率
育てられ方で差が出るのか
予測不可能性はダークな性格を助長する
ダークな性格と生活史戦略
4 自分の中にダークな性格を見つけたら
自分の中にダークさを見つけた脳科学者
性格の安定性とは何か
ダークな性格の安定性
【「性格が悪い」とはどういうことか 目次】第6章 ダークさとは何か【小塩 真司・要点・もくじ】
1 「良い性格、悪い性格」とは何なのか
望ましい心理特性
注目を集めるグリット(やりぬく力)
自尊感情万能論への批判
自尊感情だけ伸ばすのは難しい
2 長所と短所は切り離せない
ギフテッド教育の難しさ
心理特性のネットワーク
行動の動機
七つの大罪
3 社会の中でのダークな性格
ステータス・ゲームからは逃れられない
社会の中での攻撃
長期的な社会の変化
平和はいつまで続くのか
ダークな性格が残る理由
最後に
「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 の要約
「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 を要約しました。
この本は、ダークな性格を巡る最新心理学研究を土台に、マキャベリアニズム・サイコパシー・ナルシシズム・サディズムという四特性を定義し、その測定法と内面構造、恋愛や職場での振る舞いと成功リスク、リーダーシップや逸脱行動との関連、遺伝と環境が及ぼす影響、自尊感情や共感性の不安定さを精査し、善悪観や長所短所の相互性を踏まえて日常での見分け方と距離の置き方、社会的適応へ活かす実践的視点を提供する一冊です
「「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学」の目次・要約画像













「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学の評価・感想・口コミ【小塩 真司・Amazonレビューを引用】
性格が悪い人と付き合うリスクを減らせる可能性のある魔除けのような一冊
この本に出てくる「性格が悪い人」というのは明らかにかつ客観的に確かに性格が悪い。若い頃にこの本を読んでおけば、ハラスメント気質の人間や利己的な人間を早めに看破して彼らとの付き合いを避けることもできただろうなと感じたのも一度や二度ではありません。若い人には特に「早いうちに読んでおくと人生のリスクが大きく減らせるよ」とお勧めしたい一冊。あと、企業の採用担当者も読むといいと思います。性格の悪い人が社内に入ってくると色々大変ですからね。
自分も他人も同じ世界で生きている
昨今好まれているように見える「好きなことで生きていく」「価値観を180度変える」等のスローガンや、あたかも「自分は特別な存在」であるかのような言動に対して「なぜだろう」と思っていました。この長年の疑問に応えてくれたのがこの著書でした。人のあり方の違いに対して激昂するのではなく「当然だ」と思えば心穏やかに暮らせる…確率は高まると思います。
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