【全目次】戦略シナリオ思考と技術 / 斎藤嘉則【要約･もくじ･評価感想】 #戦略シナリオ #思考と技術 #斎藤嘉則

2023年4月3日

斎藤嘉則さんの「戦略シナリオ思考と技術」の全もくじを紹介します。

目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。

では目次を見ていきましょう！

【戦略シナリオ思考と技術目次】第1部　思考編　戦略思考の本質 -戦略思考を身につける【斎藤嘉則･要約･もくじ】

プロローグ
戦略思考が求められている

【戦略シナリオ思考と技術目次】第1章思考のモラルハザードが始まっている【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
思考のモラルハザードとは何か？

2
社会や企業に跳梁跋扈する思考のモラルハザード

3 思考のモラルハザードを起こしてしまう2つの思考タイプ

1
オペレーション思考

2
ギャンブル思考
　　　　　　　

【戦略シナリオ思考と技術目次】第2章思考のモラルハザードを打開する戦略志向【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
戦略思考とオペレーション思考・ギャンブル思考の違い

2
戦略思考のための３つのスキル

3 企業における戦略思考の事例

事例1
戦略思考が新しい価値を創造する
-花王のコンパクト型粉末洗剤「アタック」

事例2
オペレーション思考の限界を突破し戦略思考になれるか？
-ミスミの新規事業

事例3
本物の戦略思考がNo.1の座を手中に納める
-キリンとアサヒの戦い
　　　　　　　

【戦略シナリオ思考と技術目次】第3章戦略思考トレーニング【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
自分の戦略思考度をチェックする

【戦略シナリオ思考と技術目次】2 事例演習を解きながら戦略思考を学ぶ【斎藤嘉則･要約･もくじ】

事例演習1
S社はオフィス用電子OA機器事業から撒退すべきか？

事例演習2
大手流通企業C社とH社、どちらのMD方針を採用すべきか？

事例演習3
当社の地域戦略のエリア展開の優先順位はどうつけるべきか？　　　　　　

【戦略シナリオ思考と技術目次】3 戦略思考集中トレーニング【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
仮説思考とロジックによる構造化

2
原因から結果(現象)に至る因果関係

3
結果を引き起こす全体メカニズムを解明する

4
メ力ニズムを生み出すストラクチャー(構造)を構想する

5
「モレと的外れ」の視点からダイナミックな構造変化を捉える

7
Yes/Noの判断で具体的結論を出す

8
戦略思考トレーニング演習問題

【戦略シナリオ思考と技術目次】第2部技術編戦略シナリオ構想のコア -戦略工ンジンを創る【斎藤嘉則･要約･もくじ】

【戦略シナリオ思考と技術目次】第4章戦略構想の基本的考え方【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
戦略思考に基づく戦略構想

2
戦略の本質にヒエラルキーは存在しない

3
戦略のコア《戦略工ンジン》を創る

4
戦略シナリオ構想の3つのコア

【戦略シナリオ思考と技術目次】第5章コア1:「3C＋3S」によって戦略の構造を洞察し、具体的方向性を出す【斎藤嘉則･要約･もくじ】

【戦略シナリオ思考と技術目次】1 3Cスコープの重要性【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
Customer(顧客)を選択する

2
Competitor(競合)と差別化を図る

3
Company(自社)の資源を集中する

【戦略シナリオ思考と技術目次】2 3Cに影響を与える「外的シグナル」【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
将来の構造変化の引きがねになる様々な「外的シグナル」

2
規制緩和が引き起こす構造変化

【戦略シナリオ思考と技術目次】第6章コア2:顧客にとっての最も重要な「コア・バリュー」を創造する【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
コア・バリューとコア・コストにフォーカスする

2
コア・バリューとコア・コストから新しいビジネスの仕組みを設計する

3
コア・バリュー創造に向けて

【戦略シナリオ思考と技術目次】第7章コア3:収益基準と価値基準によってリスクを伴う判断・評価を行う【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
戦略の評価軸の曖昧さがイノベーションを阻害する

【戦略シナリオ思考と技術目次】2 収益基準により判断・評価する【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
実践的株主優先の指標
:ROE(株主資本利益率)

2
経営実態を反映する指標
:キャッシュフロー

3
感度分析による戦略シナリオの評価

【戦略シナリオ思考と技術目次】3 価値基準経営理念により判断・評価する【斎藤嘉則･要約･もくじ】

1
経営理念がいかにして企業価値を生み出すか

事例
花王/ホンダ/資生堂

2
価値基準となる経営理念の条件

事例
パイオニア

あとがき　　　　　

戦略シナリオ思考と技術のページ

戦略シナリオ思考と技術 (Best solution)

オペレーションズ、マネジメント・人材管理、その他の経営理論関連書籍

【評価･感想･口コミ】戦略シナリオ思考と技術 / 斎藤嘉則【Amazonレビューを引用】

この本はおもしろい！3度ぐらい読み返したい

仕事の関係で、自分の考えをまとめようと「シナリオプランニング」ものを探し、同書を手にした。最初に読んだとき、howものを探していたため、「あれ？なにか違うかな..」と思いながら読み進めていると、グングン本の中に入り込んでしまい、終わったときには感激すら感じてしまった。これほど実際のプロジェクトの「つぼ」を押さえている本を見たことがなかった。　同書では、戦略は星の数ほどあり、それらを体系化するとこの分量では収まらないので、シナリオを作り出す最も大事な部分「戦略エンジン」にフォーカスして執筆したと書いている。実は、私は悩みを持っており、上司から、自分がやってきた仕事の進め方、考え方を体系化して欲しいと言われ、当惑していた時だった。問題解決の手法など個社ごとに違うし、一般化することなんてできないよ、と高をくくっていたので、同書を読んだ後に、見事にそこに体系化されているのを見て、感激してしまったのである。内容は極めて平易で分かりやすく、とにかく実際のプロジェクトのイメージがすばらしくビジュアルに浮かび上がる頼もしい本

「戦略」の本質論、適用分野は広い

戦略立案には、マジックソリューションはない。様々な戦略立案のテクニックはあるが、戦略立案において重要なのは、そもそも「戦略とは何か」を理解すること、その上で、戦略を立案するということにはどういったプロセスが必要なのか、どういった意識、態度、能力が必要なのか、を認識すること、であると思う。本書は、このような本質を捉え、戦略的思考とその他の思考回路との区別を明確に指摘すると同時に、戦略的思考を展開する上で必要なフレームワークを「戦略エンジン」として提示している。企業の戦略にとどまらず、あらゆる局面で必要とされる思考回路であり、応用範囲が非常に広いのが特徴である。まさに「目から鱗」の感であり、迷ったときや自分の反省においても、この本に戻るようにしている。：レビュー一覧