澤田智洋 さんの「マイノリティデザイン 弱さを生かせる社会をつくろう」の全もくじを紹介します。
目次は本の要約が書かれており、伝えたいことが学べるので本の内容を一気に知ることができます。
目次が気に入りましたら是非直接本を手に取ってみてください。
では目次を見ていきましょう!
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【マイノリティデザイン 目次】はじめに【澤田智洋・要約・もくじ】
「いい仕事をしたい」という、だれしもの願いを叶えられない世の中はどうなのか
父親がキレイなCMをつくったところで、視覚障害のある息子は見れない
ライターがこの世界に生まれた理由。「社会的弱者」は発明の母だった
マイノリティに「広告的なやり方」で、光を当てられないか?
超アウェーの世界で、「弱さ」の反転を目撃した
マイノリティデザイン。それは「弱さを生かせる社会」を残す方法
苦手、できないこと、障害、コンブレックス⋯⋯、人はみな、なにかの弱者・マイノリティ
超・個人的な課題に、社会全体を巻き込めばいい
僕らが陥っていたのは、クリエイティブとは真逆の「納品思考」
資本主義(=強者)の伴走者のまま、才能を食い尽くされていいんだろうか?
弱さを受け入れ、社会に投じ、だれかの強さと組み合わせよう
担ぎ手が渋滞している神輿より、道に置かれっぱなしの神輿を担ごう
【マイノリティデザイン 目次】第1章 マイノリティデザインとは何か? 広告から福祉へ。「運命の課題」との出会い【澤田智洋・要約・もくじ】
最初は営業マン、お得意様の「お金の使い方」を決める仕事
生まれたときから僕は「部外者」だった
フランスの「蝶々」で言葉の、アメリカの「海軍募集CM」で広告の力を知った
「境界線上」に立つ、アウトサイダーにこそ価値がある
予算をかけた派手なCMよりも、アイデアのあるCMに惹かれた
クリエイティブ試験に合格。でも、花開かなかったコビーライターの才能
はじめて広告が掲載された日、僕は山手線に乗って1周した
映画「スーパーマン」のコビーが、渋谷駅ハチ公前の大看板になった
花形だったGMプランナーへ。そこは数千万人にリーチする世界⋯⋯でもペルソナって、本当に実在するんでしょうか?
まるで、はじけて消えるシャボン玉を無限につくる仕事をしているような
そろりと本流からズレ始めてみよう。「R25」連載マンガ
広告したい企業を、自分で選ぼう。ロイヤルホストの「黒×黒ハンバーグ」
世界の片隅で「好きなことをやれたらいっか」とせっかく思いはじめたのに
さとなおさんは書いた。「広告は、いったい何をしてきたんだろう?」
生まれて3か月目に、長男の目が見えないことがわかった
コビーライターなのに、広告コビーが書けなくなった
なんにもわからなくなったから、障害当事者200人に会いにいく
障害者と出会うことは、「Unlearn(アンラーン)」そのもの
できないことは、「克服するもの」ではなく「生かすもの」
「見えない。そんだけ。」業界の外に出るだけで、もらえたもの
銀河系軍団をコンサルするより、、弱いものを強くするほうがおもしろそうだ
広告を考えるときのように、人生のコンセブトを考えた
才能は「縦」に見ると、どん詰まり。「横」に見ると、無限の可能性がある
【マイノリティデザイン 目次】第2章 才能の使い道を、スライドさせよう。本業の外へ。マスではなく、ひとりのために。【澤田智洋・要約・もくじ】
ファストアイデアよりも、持続可能なアイデアを。
義足をファッションにした「切断ヴィーナスショー」
「制約」を「翼」に変えるのが、クリエイターの仕事だから
ふたつの仕事を通じて、マイノリティデザインが見えてきた
超高齢社会という課題を逆手にとった、J-POPならぬ「爺-POP」
才能をスライドさせた世界に、これまでの仲間を連れていった
人の弱みと強みを交換し合う、ボディシェアリングロボット「NIN_NIN」
「SMALL」の中に「ALL」はある。小さなアイデアは大きなうねりになっていく
「ひとり」を起点にファッションを開発する。ユナイテッドアローズと協働した「041」
「ターゲットのため」ではない、ものづくりをしてみよう
新しいインプットから始めると、新しいアウトプットが生まれる
だれかの弱さは、だれかの強さを引き出す
クリエイターの餓え、渇き。僕らはみんな、もっと「いいもの」をつくりたかった
マイノリティとマジョリティの世界に橋が架かった
より良い社会をつくる以前に、より良い自分の働き方を
【方向①】広告(本業)で得た力を、広告(本業)以外に生かす
【方向②】マス(だれか)ではなく、ひとり(あなた)のために
【方向③】使い捨てのファストアイデアではなく、持続可能なアイデアへ
自分の中にあるマイノリティのために働こう
【マイノリティデザイン 目次】第3章 運動音痴がつくった「ゆるスポーツ」「弱さ」から始まる楽しい逆襲【澤田智洋・要約・もくじ】
目の見えない息子と公園に行っても、太鼓を叩くことしかできなかった
スポーツって、なんでこんなに選択肢が少ないんだろう?
考えてみたら、僕が世界でいちばん苦手なものも「体育」だった
そもそも名前が良くないな。運動音痴は「スポーツ弱者」だ!
【仮説】「自分の強み」×「自分の弱み」でスポーツをつくれないか?
【研究】バブルサッカー⋯⋯あれをやれば、僕ら親子だってイケてる存在になれる
【発見】弱者でも楽しめるスポーツには、再現性のある「法則」があった
【事例①】運動音痴でも日本代表選手と戦える「ハンドソープボール」
ベストなハンドソーブを研究する日々は、クライアントに企画提案する日々に似ていた
ミスが怖くなくなるルールにしよう
「スポーツ弱者を、世界からなくす」世界ゆるスポーツ協会、誕生
【事例②】 歩けない人が強くなる「イモムシラグビー」
【事例③】 大手スポーツ用品メーカー、ミズノさえ巻き込んだ「ベビーバスケット」
「強い」「速い」「高い」以外の勝ち方の多様化を目指そう
アイデアを出すって、新しいスタートラインを引くこと
「磯野、野球やろうぜ!」くらいの感覚で、みんなにゆるっと呼びかけたい
コビーを書くだけで終わらずに、「遊び場」そのものをつくった
そもそもクリエイターのアイデアなんて、広告枠のオマケでしかなかったから
【事例④】 CMの代わりにスポーツをつくった。NECの「顔借競争」
企業口ゴが最後の3秒だけ出てくるCMが、うしろめたかった
【事例⑤】 BtoBからBtoCへ向かう接点として。テイ・エステックの「緩急走」
つくるべき広告はもはや、CMやポスターである必要はない
【事例⑥】 人はだれもがクリエイター。富山県氷見市の「ハンぎょボール」
【結論】 ゆるスポーツを広告換算してみると、数百億円分の露出になった
「市場を刈り取る」なんて、怖い言葉を使っていませんか?
「課題不足」って言われるけど、そもそも掘る場所が違うんじゃないですか?
マーケティングって「調査」じゃなくて、市場そのものを「つくる」こと
「流行ってるの?」「違います。流行りとかじゃないんです」
【マイノリティデザイン 目次】第4章 自分をクライアントにする方法 企画書を自分宛に書いてみよう【澤田智洋・要約・もくじ】
大切な人が思い浮かばないわたしは、どうすればいいんですか?
矢印を「外へ遠くへ」ではなく「内へ近くへ」
大事件に遭う代わりに「自分御中」の企画書を書いてみる
【分析①】 自分の感情を知る あなたの「マイ・ベスト・喜怒哀楽」は?
味わった怒りには、感情をミックスさせて立ち向かう
【分析②】 自分の役割を知る 「貢献ポートフォリオ」をつくろう
器用すぎる人ほど、「自分貢献」という項目も加えよう
【分析③】 自分の得意技を知る 仮にあなたがスーパーマンだったら
自分の会社で「当たり前の力」は、他業種で「感謝される力」
【分析④】 自分の苦手を知る 生まれ変わったときになくなっていてほしいものは?
【実践①】 人生のコンセプトをつくる 働く理由を「スタート地点」に置く
【実践②】 自分をディレクションする 人生に「立ち入り禁止ソーン」を設定する
兎にも角にも、「納品するだけで重労働問題」
厄介すぎる「仕事後のビールうますぎ問題」
なんのための代案か? 「採用されるのは、結局1案問題」
【仕上げ】 トンマナをつくる 働き方のキャラや雰囲気を考える
「ユーモア」は、張り詰めた空気にヒビを入れる
もっと自分が居心地のいい世界をつくるために働けばいい
【マイノリティデザイン 目次】第5章 マイノリティデザインのつくり方。 秒単位の「暇つぶし」ではなく、長生きする「生態系」を【澤田智洋・要約・もくじ】
持続可能なアイデアのつくり方をだれも教えてくれなかった
秒単位の「暇つぶし」ではなく、成長していく「生態系」そのものをつくる
つくって終わりではなく、つくって始まるクリエイティブ
生態系のつくりかたは「PPPPP」。
ビンチ、フィロソフィー、プラットフォーム、ビクチャー、プロトタイプ
気の合う仲間を集めたいときにも、「PPPPP」は力になってくれる
御社だけが抱えている課題って、なんだと思いますか?
みんなの心で、長生きする言葉を。「高知家」
キャッチコピーならぬ、「キャッチ概念」をつくろう
「一瞬」より「一生」を。「楽しい」より「うれしい」をつくろう
遊び心、怒り、疑い、エール、驚き。最終点検は「企画のあいうえお」
人ではなく、言葉にリーダーシップを持たせる
組織名やチーム名にすら、リーダーシップを持たせることができる
SNSで見る「#ハッシュタグ」も、リーダーシップのある言葉
自分がスターになるのではなく、社会にトーチを掲げよう
いい企画は、「現実」と「目指したい未来」の差分を明らかにする
【マイノリティデザイン 目次】おわりに【澤田智洋・要約・もくじ】
無駄だと思っていた時間は、10年後に効いてきた
「SDGs」の外へ。18番目の目標は、自分の中にある
新卒採用の面接で、「10年後も御社は残っていますか?」と聞いた
アウトサイダーであること。コンセブトをつくること。星座を見つけること
走馬灯という「人生最後のメディア」に入り込める仕事がしたい
あなたには、もうかならず生み出しているものがある
「宝物のような迷惑」を与えてくれて、ありがとう
マイノリティデザイン 弱さを生かせる社会をつくろう / 澤田智洋の内容説明
・重版5刷突破。NHK「あさイチ」で紹介されました!
・Yahoo!ニュース<雑誌経済>ランキング1位
・メディア各紙で続々紹介、話題沸騰!朝日新聞、東洋経済オンライン、NewsPicks、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンライン 、PHPオンライン衆知、現代ビジネス、BuzzFeed Japan、新R25、Business Insider Japan、サイボウズ式、agendanote、Queticほか。
日本テレビ「シューイチ」、NHK「おはよう日本」などにたびたび出演。本書の著書は、SDGsクリエイティブ総責任者ヤーコブ・トロールベック氏との対談をはじめ、各界が注目する「福祉の世界で活躍するコピーライター」澤田智洋。
こんな話があります。
「ライター」は、もともと片腕の人でも火を起こせるように発明されたものでした。「曲がるストロー」は、寝たきりの人が手を使わなくても自力で飲み物を飲めるよう作られたものです。それが今では障害者、健常者、関係なく広く利用されています。障害者にとって便利なものは、健常者にとっても便利だからです。
つまり、「すべての弱さは社会の伸びしろ」。
ひとりが抱える「弱さ」を、世界を良くする「力」に変えるアイデアのつくり方。それがマイノリティデザインです。大手広告会社で名だたる企業のCMを手がけるコピーライターだった澤田氏は、自身の息子が目に障害を持って生まれてきたのを機に、「広告をつくらないコピーライター」となりました。そして、活躍の舞台を広告業界という「マス」の世界から、福祉業界という「マイノリティ」の世界にスライドさせ、「弱さ」を起点に社会課題を解決する仕掛け人となります。
その活動は多岐に渡ります。
・福祉器具である義足をファッションアイテムに捉え直した「切断ヴィーナスショー」
・視覚障害者の「足」と寝たきりの人の「目」を交換する「ボディシェアリングロボットNIN_NIN」
・過疎化地域への移住を劇的に促進させたPRプロジェクト「高知家」
・ユナイテッドアローズと立ち上げた、ひとりの悩みから新しい服をつくるレーベル「041」
・運動音痴でも日本代表選手に勝てる「ゆるスポーツ」etc……。苦手、できないこと、障害、コンプレックス=人はみな、なにかの弱者・マイノリティ。テレビやウェブで話題になった数々の仕事、その全貌を書き下ろした、ビジネス書としては澤田氏初の書籍となります。 :引用元
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【評価・感想・口コミ】マイノリティデザイン 弱さを生かせる社会をつくろう / 澤田智洋【Amazonレビューを引用】
Amazonよりレビューを引用。
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